よくある質問 Q&A

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回答一覧

  • Q1. 墓地を購入する時によく聞く永代使用権とは何でしょうか?

    A1. 墓所は購入することはできません。
    そのため、「使用する権利」を購入することになります。この権利のことを「永代使用権」といい、この権利にかかる料金を「永代使用料」といいます。
    「永代使用権」は遺族へ承継することはできますが、譲渡・転売はできません。
    一般的に「墓地を買う」とは、土地の使用権「永代使用権」を取得するということになります。

  • Q2. 生前にお墓を建てても良いのでしょうか?

    A2. 仏教には「生前に施す仏事は死後の追福よりも7倍の効果がある」という教えがあり、古来中国では生前にお墓を建てると健康で長生きする、と盛んに建てられました。
    この生前にお墓を建てる事を「寿陵」といい、縁起が良いとされています。
    また、生前にお墓を建てるメリットは、突然の事態が生じても遺族が慌てずにすみ、墓地や墓石には税金がかからないので、遺族が相続しても相続税が発生しないことなどがあります。

  • Q3. 「閏年(うるうどし)にお墓を建てると縁起が良くない」と聞いたのですが、本当ですか?

    A3. 昔は旧暦、太陰暦で月の動きを暦の基準にしていました。
    そのため何年かに一度、一年を十三カ月にして調節したのです。当時の武士はほとんどが年俸制のため、うるう年は同じ年俸で一ヵ月多く生活しなければなりませんでした。
    このため、藩主は家臣に余分な出費を極力おさえるようにさせました。お墓やお仏壇を新調することを見合わせるようにと禁止令を出した大名もあったようです。
    やがてこの制約は、もとの意味が忘れられ、形式だけが残されて「うるう年に墓や仏壇を新調すると悪いことが起こる」などと、まことしなやかに伝えられてきたのです。
    したがって、特に問題はありません。

  • Q4. お墓を北向きに建てると良くないと言われましたが、どの向きがよいのでしょうか?

    A4. 特に決まりやしきたりといったものはありません。お墓を守られるご家族の方々で、実際に墓地を見て景色のよい場所・角地・その他お選びになるのが良いと思われます。
    ご先祖様に正面から明るく日を浴びてほしいということからよく南向きや東向きが好まれますが、これは日当たりを考慮してのものです。北向きのお墓は、石碑には正面から日が当たらず、敬遠されがちですが、現在の墓所は芝生公園のような明るいところも多く、現実に北向きのお墓も多く存在しています。
    どちらかといえば日当たりの悪い暗い場所は、日が当たらないので石の劣化を防ぎ、墓石を長持ちさせる良い場所とも言えます。
    どの方角が良いとかいう考え自体にあまり根拠がないので気になさらなくてよいでしょう。

  • Q5. 新しく建てたお墓に白いサラシを巻くのはなぜですか?

    A5. 建てたばかりの墓石には、まだ魂が入っておらず、そのまま放っておくと悪い気(邪気)が入ってしまいます。
    これを防ぐために軸石(棹石)に開眼法要までのあいだ白いサラシを巻いておきます。
    お墓を守り続けたありがたいサラシは縁起ものとして重宝され、妊婦さんの腹帯に使うと安産に恵まれるなどと言われています。
    ご先祖様が入るお墓を守っていたサラシが、新しい命を守り、祝福するためのものに変わる。過去から未来へと繋げる家族の絆を象徴するかのようです。

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