連続の続きを書きます。


 仏師の言う通り、彩色は本当に綺麗に落ちました。

 次の工程は、組み合わせて隙間を埋めたり、調整していく作業です。

 前も裏も其処も、隙間だらけ。

五鈷杵も無くなっている状態。

仏師さんに思った以上に手間の掛かる作業だと言われてしまいました・・・。

 しかし、流石は仏師さん。

器用に綺麗に木地の状態を復元してくれております。

 何やら見慣れない器具・工具を駆使し、黙々と修復に向かっております。