皆様、こんにちは。

関西?大阪は生憎の雨です。

その雨のせいなのか、今日は寒いです。

急激に寒くなりました。

そろそろ本格的に冬に向かってるのでしょうかねぇ?


 本日は宮島内の寺院、大聖院さんの紹介に入ります。

此方の紹介を二回に別けて書き、安芸の宮島編は終了致します。

以前の日記に書いてありますが、私もダライラマ金剛界伝法灌頂会の時に入堂させて頂きました。

それ以来の参拝です。


宮島にある寺院の中で最も歴史が古いのが、真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院です。
空海が宮島に渡り、弥山の上で修行をして開基したのが806年といいますから、歴史の重みを感じない訳にはいきません。
皇室との関係も深く、古くは鳥羽天皇勅命の祈願道場として、近くは明治天皇行幸の際の宿泊先になるなど、格式の高いお寺といえます。

大聖院は宮島桟橋から歩いて20分、対岸の町並みが望める場所にあり、秀吉も当山の庭園で何度か歌会を開いているように、ここの閑静な環境と眺めの良さも特徴のひとつです。
大聖院に祭られている仏様は、十一面観世音菩薩をはじめとする数々の観音菩薩、不動明王、三鬼大権現、七福神、一願大師などが有り、すべてをお参りしてゆくとけっこう時間がかかり、見ごたえがあります。
境内に時折響く鐘の音、たなびく香の煙と匂い、そして至る所で眼に入るイロハモミヂの鮮やかな色とが、いっそう訪れる者の心を洗い、静寂さと長閑さを引き立ててくれます。