西国巡拝開基・徳道上人御廟所

「法起院」

●真言宗豊山派

●略歴:天平七年(735)徳道上人創立
    元禄八年(1695) 長谷寺化主英岳僧正再建、長谷寺開山堂として現在に至る

養老二年の春、突然の病で仮死状態にあった徳道上人は、夢の中で閻魔大王に会い、悩める人々を救う為に三十三ヶ所の観音菩薩の霊場を広める様に委嘱され、三十三の宝印を与えられ仮死状態から開放されました。
上人は三十三ヶ所の霊場を設けられましたが、人々から信用されず、やむなく摂津山中寺に宝印を埋められました。
二百七十年の後、永延二年(988)に、花山法皇が、この宝印を掘り出し、今日の西国三十三観音霊場を復興されました。
これが、西国霊場の始まりで、ここ法起院は徳道上人が晩年を過ごされた場所で、本尊も上人自身の像が奉安されております。

長谷寺・法起院は奈良県桜井市に御座います。

大阪からは高速に乗れば一時間半位で到着致します。

四国・西国霊場共に、番外が存在します。

意外と忘れがちなので、長谷寺に参拝の折には、是非この番外:法起院にも参拝してください。

長谷寺は入り口まで車では行けません。

手前の参道の一般駐車場を利用します。

そこから歩いて行くと、右手に直ぐ、法起院が現れます。

参道にはお土産や草餅等が売ってます。

少し歩いて参拝出来ると思います。

昔ながらの参道が500m位歩くと長谷寺山門に到着します。

次は、長谷寺です。