●観音寺(今熊野)

●真言宗泉涌寺派

●本尊:十一面観世音菩薩

「今熊野」の名で知られる寺。

天長年間(824〜834年)、空海の創建とされる。

熊野詣・信仰にに篤い後白河天皇が『新那智山』の号を与えた。

広大な寺域に多数の塔頭を擁する大寺院として栄えたが、応仁の乱により、殆どの堂・塔を焼失した。
現在の本堂は1712年(正徳2年)の再建。

本尊は空海作とされる秘仏の十一面観音菩薩像。

知恵・頭痛封じ・ボケ封じ祈願の観音様として庶民の信仰を集め、祈願に訪れる人も多い。

御寺・泉涌寺の横にある寺院です。

入るには少し細い道を行き、朱色の橋を渡って車を停める感じです。

敷地自体は大きくなく、子安大師が迎えてくれ、階段を上がると本堂・大師堂等があります。

ここに行くなら、今熊野・泉涌寺・雲龍院の流れです。まぁ殆ど同じ敷地と言っても過言じゃ無い位ですから。

少し足を伸ばせば醍醐寺・智積院等、真言宗十八本山の数ヶ寺を含む、有名所、清水寺等々も御座います。

京都市内といっても、六角堂方面に比べ大阪寄りにあります。

伏見区・東山区と言ったところでしょう。