真言宗 泉涌寺派


龍華殿という重文の本堂をもつ雲龍院は、真言宗泉涌寺の塔頭。南北朝時代の応安5年(1372)、北朝方の後光厳(ごこうごん)上皇によって創建された。
本尊は薬師如来。応仁の乱で焼失後、文亀元年(1501)に御所の黒戸御殿を移築して再建されたが地震で倒壊。寛永16年(1639)、後水尾上皇の援助のもとに黒戸御殿をはじめ諸堂が再建された。
重文の本堂は正保3年(1646)に建てられたもので、柿葺きの堂々とした建物。霊明殿には北朝天皇の位牌が安置されている。

JR東海「そうだ 京都、行こう。」より

行ったのは、確か冬の時期です。

この日は、京都の大黒さんで有名な寺院を網羅する為に。

他に清水寺・松ヶ崎大黒天・天龍寺等。

御寺院様の依頼でオリジナルの大黒天を製作する事になり、資料集めに奔走してました。

京都市内からは少し離れた場所にあります。

隣は御寺・泉涌寺があります。

恐らく毎日でしょう、住職が本堂から外に向かい、読経をされてました。

派が違うので、節が少し違いますが、「理趣経」を一巻。
少しお付き合いしてご一緒させて頂きましたが、正座の限界が来て、そろっと帰りました・・・。

静かで良い所でした。

ここには「走り大黒」が奉られてました。本堂等々探しましたが、見付からず。

あれ、何処に居てるの????と探したら、流石は大黒さん!台所に居てました。

今にも動き出しそうな、流動間溢れる大黒さんでした。