志喜屋日記

HOME > 志喜屋日記:寺社仏閣

志喜屋日記のカテゴリーを選んでください。

寺社仏閣

総数181件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

●臨済宗 妙心寺派

●本尊:釈迦如来

「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺は、室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺である。衣笠山山麓に位置する龍安寺の所在地は、藤原北家の流れを汲む徳大寺実能以来、徳大寺家の山荘であったところを、細川勝元が譲り受けたものである。初代住職として妙心寺5世住持の義天玄承(玄詔)を迎えた。龍安寺の開山は実質的にはこの義天玄承とされているが、義天自身は2世に退き、自分の師の日峰宗舜を開山に立てている。創建当初の寺地は現在よりはるかに広く、京福電鉄の線路のあたりまでが境内であったという。

龍安寺は、開基細川勝元自身が一方の当事者であった応仁の乱(1467-1477年)で焼失。勝元の子の細川政元と、4世住持・特芳禅傑によって長享2年(1488年)に再興された。寺では特芳を中興開山と称している。その後、豊臣秀吉と江戸幕府が寺領を寄付して保護している。

近世の地誌類によれば、最盛期の龍安寺には塔頭(たっちゅう、子院)が21か寺、軒を連ねていたという(現存するものは3か寺)。『都名所図会』のような絵入りの名所案内書(現代の旅行ガイドブックに相当)を見ると、当時、龍安寺の池はオシドリの名所として知られており、今日有名な石庭よりもむしろ、池を中心とした池泉回遊式庭園のほうが著名であったらしい。

寛政9年(1797年)の火災で仏殿など主要伽藍を焼失したため、塔頭の1つである西源院の方丈を移築して龍安寺の方丈(本堂)とした。
【フリー辞典抜粋】

ちらかと言えば、庭園って感じです。

観光バスも多数で、多くの参拝客で賑わってます。

まぁ世界遺産ですからね。

入り口を入ると先ずは大きな池に出ます。

そこから更に進むと山門があります。

雰囲気は禅宗特有の感じです。

龍安寺・建仁寺・天龍寺や鎌倉五山等々、造りが凄く似てます。

この地域は世界遺産が多いですね。

さて、先ずはここまで。

次は龍安寺の目玉、庭園の日記です。

・・・続く。

孝徳天皇の勅願によって大化改新の時に、左大臣となった安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が安倍一族の氏寺として建立したのが「安倍山崇敬寺文殊院」(安倍寺)である。しかし一般的には古来より、日本三文殊の第一霊場(京都府・天の橋立切戸の文殊、山形県・奥州亀岡の文殊) 「大和安倍の文殊さん」として名高い。 大化元年(西紀645)倉梯麻呂が創建した安倍寺(崇敬寺)は、現在の寺の南西300メートルの地に法隆寺式伽藍配置による大寺院として栄えていた。(東大寺要録末寺章)(現在「安倍寺」跡は国指定の史跡公園として保存されている。)鎌倉時代現地に移転後も、大和十五大寺の一として栄え嘉吉元年(144)この興福寺官務牒疏には当時なお二十八坊の存在が記されており、寺運はなかなか隆盛であったが、永禄六年(1563)二月松永弾正の為に兵火に会い一山ほとんど鳥有に帰する災を受け、その後寛文五年(1665)四月に到って本堂(文殊堂)と礼堂を再建されたのである。現在の本堂は即ちこれで、人母屋造本瓦茸七間四面の建物で前に礼堂(能楽舞台)を従えている。本堂の右に釈迦堂、左に大師堂、本坊、庫裡が並ぴ庭園を隔てて方丈客殿につらなっている。千三百余年の星霜を経ているが常に一般道俗の信仰をあつめ、由緒も深く寺勢も盛んであった事ば寺伝の由来記に載せるところであり、 日本最大の文殊菩薩 を本尊とする安倍文殊こそ俚謡そのままのある五台山として、仏徒の巡拝すべき道場である。

境内は広く、様々な建物が建立されております。

三大文殊菩薩の一尊や、七福神霊場にもなております。

洞窟内の不動明王や、大師堂、安倍家が占星術に使われた天文台や社が安置されております。

本堂内に入ると、お抹茶が用意され、頂いた後、本堂に奉られる、文殊菩薩には圧巻です。

自分の生れ年が卯の守り本尊が文殊菩薩の為、感慨深いものがあります。

本尊の大きさにも驚きで、法要時は内陣に入れませんが、回向や法要が済めば、内陣に入る事も可能です。
(今は、受験シーズンなんで、法要が多いかも知れませんね?)

日本三大文殊の一尊だけあり、本当に見事です。

最近は高速道路が延び、南阪奈道を突き進み、橿原神宮を越えれば直ぐに着きます。

十三仏霊場の一ヶ寺にも指定されております寺院なので、参拝客は多いです。

ここの文殊菩薩像は一見の価値ありです。

本当にお薦めの寺院さんです。
お近くにお寄りの際には、騙されたと思って立ち寄り下さい。


PS.さて、そろそろ寺院参拝の紹介場所が無くなってまいりました・・・。
皆さん、何処か気になる寺院さんはありますか?良ければ参考に教えて下さいよ〜
近畿県内なら、行きますよ!・・・多分。
一応、近々中山寺と清荒神さんには参拝予定ですが、予定は未定です・・・。
・・・ま・・まぁ、好ご期待下さいませ。

階段は思ってたよりも楽でした。

両脇には牡丹・梅・桜などがあり、今回は牡丹と梅が楽しめたので、見ながら登ると直ぐに到着しました。

この写真の石碑は山門越えて直ぐの護摩堂前にありました。

本堂に到着して驚きました。

従来?の本堂の造りとは全く異なってました。

普通は本堂に真っ直ぐ向かい、手前に賽銭箱があり、中に畳があり、壇(登高座や須弥壇・護摩壇)があり、奥に本尊が安置される。って感じでしょ?

長谷寺は違います。
いわば、本堂を横から入り、本尊の真正面しかも間近に拝む事が出来ます。本尊を拝む後ろに壇がある状態です。
凄く面白い造りになってました。

しかも、あれだけ大きな本尊を間近に見れると、雰囲気的にもご利益がある様な気がしますよね〜

噂通りの変式十一面観音菩薩でした。 

大きさには勿論驚きますし、何よりも右手に錫杖を持つ姿です。

まぁ本来、仏(仏像)で錫杖を持つのは地蔵菩薩と言われております。

ここの長谷寺式観音は本当に独特のオリジナル観音でした。

少し?凄く?山手にありますので、参拝には多少の気合が必要かも・・・。


長谷寺付近には沢山の有名寺院が御座います。
西国三十三では、南法華寺(壺阪寺)・岡寺(龍蓋寺)、他には安倍文殊院(日本三大文殊菩薩)等が御座います。特に、文殊院の文殊菩薩の大きさと彫、迫力には圧巻です。

因みに、文殊院は参拝済みなので、又日記に載せたいと思います。

少し雨の中での参拝になりました。

長谷寺は寺院麓に駐車場が無く、手前の参道付近の市や個人駐車場に停めて歩きます。

ブラブラ寺院参道独特の商店街を抜けて向かいます。

焼き餅の良い匂いが漂います。

5分も歩けば山門に到着します。

ここで拝観料を支払い、仁王門から、いざ399段の回廊を登ります。

幸い、屋根がありますので、ここ以降は傘の必要は無かったです。

流石は桜・牡丹で名高い寺院です。

まぁ時期的に桜は咲いてませんが、寒牡丹・蝋梅が咲き始めておりました。

さて、階段を登り切れるのだか・・・。


・・・続く。

●豊山 長谷寺(ぶさん はせでら)

●宗旨:真言宗豊山派総本山

●本尊:十一面観世音菩薩(重文)

686年(朱鳥1)、道明上人が初瀬山の西の岡に『銅板法華説相図』(国宝)を安置、727年(神亀4)、徳道上人が東の岡に伽藍造営を開始したと伝えられる。

平安貴族の崇拝を集め、王朝の女流文学にも数多く描かれた寺である。

平安貴族の崇拝を集め、王朝の女流文学にも数多く描かれた寺である。
桜と牡丹の寺としても名高い。

仁王門から本堂へは399段の登廊が続く。

本尊は観音像には珍しく、地蔵菩薩の錫杖を持つ姿。
独特で長谷寺式と呼ばれる。


・・・・続く

西国巡拝開基・徳道上人御廟所

「法起院」

●真言宗豊山派

●略歴:天平七年(735)徳道上人創立
    元禄八年(1695) 長谷寺化主英岳僧正再建、長谷寺開山堂として現在に至る

養老二年の春、突然の病で仮死状態にあった徳道上人は、夢の中で閻魔大王に会い、悩める人々を救う為に三十三ヶ所の観音菩薩の霊場を広める様に委嘱され、三十三の宝印を与えられ仮死状態から開放されました。
上人は三十三ヶ所の霊場を設けられましたが、人々から信用されず、やむなく摂津山中寺に宝印を埋められました。
二百七十年の後、永延二年(988)に、花山法皇が、この宝印を掘り出し、今日の西国三十三観音霊場を復興されました。
これが、西国霊場の始まりで、ここ法起院は徳道上人が晩年を過ごされた場所で、本尊も上人自身の像が奉安されております。

長谷寺・法起院は奈良県桜井市に御座います。

大阪からは高速に乗れば一時間半位で到着致します。

四国・西国霊場共に、番外が存在します。

意外と忘れがちなので、長谷寺に参拝の折には、是非この番外:法起院にも参拝してください。

長谷寺は入り口まで車では行けません。

手前の参道の一般駐車場を利用します。

そこから歩いて行くと、右手に直ぐ、法起院が現れます。

参道にはお土産や草餅等が売ってます。

少し歩いて参拝出来ると思います。

昔ながらの参道が500m位歩くと長谷寺山門に到着します。

次は、長谷寺です。

やっとの事で龍華橋を渡り、

仁王門をくぐる。

まぁ裏側から来たので戻る形になりますが。

門をくぐり直ぐに目に止まったのが

『弘法岩五鈷水』です。

これは、自然石で全く加工してない岩なのに、弘法大師の形をしてます。
五鈷杵を持っているので、直ぐにイメージが出来ると思います。

凄いでしょ?

これを見て、一気にテンションが上がりました。

敷地内には沢山の堂や参拝場所があります。

本堂・護摩堂・蓮生院・桜寿院・書院・本坊・大師堂・三重塔・弁慶の鐘、正岡子規や与謝蕪村の句碑等々。

これを全て紹介すると日記がI位まで行くので省きます・・・。

この写真の池と木ですが、
『義経腰掛の松』です。

一の谷の合戦で熊谷直美に敗れた平敦盛の首が、この池で洗われ、それを松に腰掛た義経が見ていたと言われております。

近くには敦盛の首塚もありました。

 須磨寺、正式名称・上野山 福祥寺は『源平ゆかりの古刹』として現在も多くに人が訪れる寺院でした。

では、山門をくぐり、参拝開始です。

と思いきや、山門の手前に正覚院(頭塔三院の一つ)があり、ここに愛染明王が奉られていました。

先に参拝する事にしました。

ここの霊験あらたかな愛染明王は、幸運と愛嬌を授けて頂けるらしいですよ。

しっかりと手を合わせ参拝終了。

ふと横の受付を見て心トキメキました。

なんと、テレホンカードサイズのお守りで、両界曼荼羅が描かれ、その間に心願成就・交通安全等々の祈願が書かれたお守りが販売されています。

両界曼荼羅を使ったお守り自体が珍しく、しかも持ち歩きに便利な大きさ。

「欲しい!!!」

しかし、受付には誰も居ない。

横にチャイムがあるので何度か鳴らすが、誰も出て来ない・・・・。

まぁ、行ったのが12/30で急がし最中。

仕方が無い。諦めよう。

と言う訳で買えませんでした。



・・・B(最後)に続く。

●上野山 須磨寺(真言宗須磨寺派本山)

●縁起…開創は仁和二年(886年)聞鏡上人が勅命により、上野の地(現在地)に七堂伽藍を建立し、これより先に和田岬の海中から出現された聖観世音菩薩を本尊として奉祀した事にはじまる。
今日に至るまで、源頼政や豊臣秀頼による中興もあったが、数度の天災人災により幕末には荒廃となった。
明治中頃より諸堂や頭塔三院を再建・新築し寺観を旧に複したが、平成七年の阪神淡路大震災により大きな被害を被る。
しかし、粛々を復興に励み、心と体のバリアフリーを念頭においた寺院造りの改修に努め、震災前にも劣らぬ寺観を呈している。

大阪からは若干遠いです。

守口からは、阪神高速か近畿自動車道から名神へのルートで、最終的には阪神高速の月見山出口で降ります。
この月見山までは摩耶から慢性的な渋滞に多少は捕まる覚悟で向かって下さい。

月見山を降りれば、数分の直進で到着します。(須磨寺の上の駐車場に)

駐車場は無料で、ここからはエレベーターで下に降ります。

裏側から入るので、霊園を抜けます。

私は山門から入りたかったので、先ずは全てを無視し、入り口に戻りました。

思っていた(他の本山)イメージと違いました。

今までの本山に来れれている参拝者は観光や巡礼がメイン?だったのですが、ここには個人の墓石や納骨堂があるので、普通に墓参りに来られる方が多く見られました。


・・・Aに続きます。

そろそろ本当に年の瀬ですね。

でも、その前にクリスマスですか?

今回は日程にも恵まれ、イブは祝日ですね?

皆さんは何か予定がありますか?

『俺、仏教徒やから、クリスマス関係ないねん!』

とか、ベタな事を言ってませんか?

と言いつつ、私にも関係無いのですが・・・。


さてさて、毎回脱線してしまい、本題に行く前に、飽きられてはいないでしょうか?

早速、本題に入ります。


 皆さん、梵鐘ってご存知ですか?

お寺にある、『ゴ〜ン』って鐘です。

特に、大晦日の除夜の鐘では大活躍でしょう。

特に良い音?がすると言う事で

三大梵鐘と言うのが御座います。

@滋賀県大津市:三井寺(園城寺)

A京都府宇治市:平等院

B京都市右京区:神護寺

です。

三井寺の鐘は、弁慶にもまつわる話が多々ある用で、別の意味でも有名です。

平等院の鐘は、非公開で現状あるものは複製の様です。

神護寺の鐘も非公開の様です。

って、三大梵鐘の二つが非公開って。

●三井寺は天台宗の寺院で、西国三十三観音霊場の札所です。近くに同じく札所の石山寺も御座います。

●平等院は単立の寺院ですが、有名ですよね?ご存知ですか?
十円の裏側が平等院の鳳凰堂です。更に!現在の一万円札の裏側の鳳凰も平等院鳳凰堂のものです。そうなんや〜と思われた方は今すぐ一万円札の裏を確認下さい!一万札が手元に無い方は後日確認下さい。

●神護寺は真言宗の寺院です。京都市内といっても少し遠い場所にありますが、近くに高山寺と言ってお茶発祥の地が御座います。少し前に中山美穂さんがCMに出ていたお茶のCMが高山寺にて撮られております。空海や最澄も縁の寺院です。是非、参拝下さい。


以上、三大梵鐘の情報でした。

総数181件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

ページの先頭へ